マイクロエース A8854 南海10000系・新造中間車編成 4両セット






南海10000系とは
難波―和歌山港間を結ぶ特急サザンの座席指定車として運用されている形式です。
和歌山港では徳島港行きの鉄道連絡船に連絡しています。
10000系特急サザンが運行開始をするまでは旧1000系による特急四国号が運行されていましたが、旧1000系の老朽化による置き換えを目的として、1985年11月1日より10000系が運行を開始しました。
ちなみに同日、鉄道連絡船のうち、高速船の徳島側の発着港が小松島港から徳島港へと移転しました。
10000系登場時は2両固定編成4本の計8両でしたが、利用が好調であったため1989年までに2両固定編成6本の計12両が製造されました。
1992年からは4両固定編成化に伴い6両が中間車化改造を受けたとともに、新たに新造中間車8両が製造されました。
また、車体色もオーシャングリーンにダークグリーンの帯であったのが、現在のようなメタリックシルバーにオレンジと青の帯に変更されました。
主要諸元
- 主制御器:バーニャ抵抗制御の日立VMC-HTB-20E
- 主電動機:三菱のMB-3072-B(145kW、最弱界磁率39%)
- 駆動装置:歯車比83:18のWN式平行カルダン方式
- 台車:S型ミンデンの住友FS528(M車)、住友FS028(T車)
- 設計最高速度:120km
- 営業最高速度:110km
- ブレーキ装置:電磁直通空気ブレーキ
- 重量:先頭車39.0t、新造中間車38.5t